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働いて輝く
2019/11/28

海外の方と交流するときに知っておきたい「会話・ハンドサイン」のヒント

2020年夏には、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(以下、東京2020大会)をきっかけに、世界各国からたくさんの方が日本を訪れます。大会の感動を含め、海外からの旅行者の方々に良い思い出を持ち帰ってもらうために、私たちはどのように振る舞うべきなのでしょうか?

そこで今回は、さまざまなバックグラウンドを持つ方々とコミュニケーションをとるときに、気をつけるべきポイントをご紹介します。

身体的特徴について褒めるのは逆効果になることも

会話を通じて相手との距離を縮めたいときに、「褒める」というのは有効な手段です。ただし、 容姿や体型などの身体的特徴を褒めるのは避けるべき 、ということを覚えておいたほうがいいでしょう。

もちろん、日本人であっても、身体的特徴について言及されることを好ましく思わない方も多くいらっしゃいます。

ただ、たとえば「鼻が高い」「スリム」などは、日本ではポジティブに捉えられることの多い 誉め言葉ですが、海外ではそうとは限らないのです。いかなる誉め言葉であっても、身体的特徴を指摘されることを「失礼だ」と感じる方もいます。

また、多くの日本人が憧れる「顔が小さい」「小顔」という特徴も、海外の方にはピンと来ないフレーズ。そればかりか、「顔が小さい→頭が良くない」とネガティブに捉えられることもあります。

喜んでもらいたいと発した誉め言葉が、意に反して相手のコンプレックスに触れてしまう場合があることを心に留めておきましょう。

会話のきっかけとして何かを褒めるときは、相手の持ち物やファッションについて言及してみてはいかがでしょうか。

褒められたら素直にお礼の気持ちを伝えよう

では反対に、海外の方から褒められた際は、どのようなリアクションを取るのが適切なのでしょうか。

古来より、日本では相手を立て、自分は控えめな態度をとる「謙遜」という考え方がありますが、海外の方にとっては不思議で理解しにくいようです。

なぜなら、自分に自信を持つのは当たり前のことであって、 褒められたことに対して「いえいえ」「そんなことないですよ」などと答える日本人の姿は、「なぜ褒められたことを否定するの?」と、不思議に映るようです。

それだけでなく、褒められたことを否定する=自分自身だけでなく、せっかく褒めてくれた相手をも否定していると受け取られる場合もあるのです。

ですから、褒められたときには素直に「Thank You!」とお礼の気持ちを伝えるのが一番。その後のコミュニケーションもスムーズに進むでしょう。

オッケーサインが「侮辱」の意味に捉えられることも?!

最後にご紹介するのは、気を付けるべきハンドサイン について。会話中や写真撮影のときなど、私たちが日常的によく使うハンドサインも、海外の方々にはまったく異なる意味として伝わってしまうことがあるので、注意が必要です。ついうっかり使ってしまわないよう、ぜひ知っておいてくださいね。

■ 裏ピース

写真を撮る際に裏ピース (手の甲を相手側に向けたピースサイン。逆さピースとも呼ばれる)のポーズをとったことがある方は多いのではないでしょうか?

しかしこの裏ピースは、イギリスやオーストラリアなどにおいて、「侮辱」を表すハンドサイン と同じ意味を持ちます。写真撮影のときは気を付けてくださいね。

■オッケーサイン

親指と人さし指で輪を作るオッケーサインは、フランスでは「ゼロ=無能」を意味します。またギリシャでも相手を侮辱するサインとなり、ブラジルでは「私は危険です」という意味になります。

日本では「お金」という意味で使われるサインでもありますが、ほとんどの外国の方には通じないことも覚えておきましょう。

■ 手招き

商売繁盛の縁起物として飾られる「招き猫」でもおなじみ、「こっちにおいで」のハンドサイン。日本では手のひらを下に向けて指を曲げたり伸ばしたりしますが、アメリカやイギリスなどでは「あっちに行け」 と、全く反対の意味になってしまうのだとか。

欧米圏では手のひらをクルっと上に返し、指や腕を自分に向けて扇ぐように動かします。ちなみに、日本では欧米圏向けのお土産として、手のひらが上を向いた招き猫 も生産されているようですよ。

2020年は世界中の方と交流できるチャンスです!

海外の方とコミュニケーションを取ろうと、相手を褒めたり、会話にジェスチャーを交えたりするのはもちろん良いことです。

ここに挙げたようなNGサインを気にするあまり、コミュニケーションを取ることに億劫になってしまっては、せっかくの海外の方と交流する機会を生かせず、十分な「おもてなし」もできないでしょう。

ただし、相手の方の国によっては、間違った意図として伝わり、誤解を招いてしまう可能性があることも覚えておきたいものです。

さまざまなバックグラウンドを持つ方と触れ合う際には、「人はそれぞれ価値観も嗜好も違う」といったダイバーシティ&インクルージョンの考え方を持ち、その違いを理解しようとする姿勢が大切です。

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東京2020大会の開催をきっかけに、世界中の国と地域から多くの方が日本を訪れます。それは、新しい価値観に触れ、視野をグンと広げる絶好のチャンスとも言えるでしょう。

今回ご紹介したヒントを頭の片隅に置き、海外の方と積極的にコミュニケーションを取ってみてくださいね。