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東京2020を知る
2019/04/04

世界規模のスポーツイベントで導入される「スポーツホスピタリティ」って?

「スポーツホスピタリティ」というワードを耳にしたことはありますか?まったく聞いたことがないという方や、聞いたことがあっても詳しくは分からないという方が多いのではないでしょうか。日本ではまだ馴染みが薄いですが、ラグビーワールドカップ2019日本大会や、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(以下、東京2020大会)など、今後日本で開催される世界的ビッグイベントをきっかけに、認知度が高まっていくことが予想されています。今回は、この「スポーツホスピタリティ」についてご紹介します。

「ホスピタリティ」の語源について

まずは、「ホスピタリティ」の意味についておさらいしておきましょう。一般的にもよく使われる「ホスピタリティ」という言葉ですが、その語源はラテン語の「hospes(客人等の保護)」と言われています。

もともと「hospes」とはその昔、巡礼の旅に出た人が病気や飢えなどで動けなくなった時に、現地の人がその旅人に看護を行うことを指す言葉でした。そこから、旅人に飲食や宿泊施設の提供をしたり、手厚い看護を施したりすることを「ホスピタリティ」と呼ぶようになったと言われています。ちなみに、英語の「hospital(病院)」や「hospice(ホスピス)」も「hospes(客人等の保護)」から派生した言葉になります。

「ホスピタリティ」とは、「思いやり」「心のこもったおもてなし」「歓待・厚遇」といった意味合いを持ちます。これだけ聞くと、もてなす側の行動のみが「ホスピタリティ」と捉えがちですが、実は一方通行のものではありません。もてなす側のおもてなしによって、もてなされる側(お客さま)に喜びを与え、その姿を見て、もてなす側にも感動が生まれる。「ホスピタリティ」とは、こうした「相互満足」があって成立するものだと言われ、日本の「おもてなし」の精神にあたると考えられています。

「スポーツホスピタリティ」って何?

では、注目の「スポーツホスピタリティ」とは、どのようなものなのでしょうか。これは、スポーツビジネスのひとつで、競技場やスタジアムを訪れる観客に対して、観戦チケットとともに試合前後での上質な飲食や、試合に関する専門家による解説、トークショー、エンターテインメント鑑賞、ギフトなど様々なサービスを組み合わせて提供する、新しい形態のプログラム(有償サービス)のことを言います。ラグジュアリーで特別なおもてなしを受けながら、スポーツ観戦をさらに楽しむことができるのが醍醐味です。

欧米ではすでに、ワンランク上の観戦スタイルとして定着しており、多くの方が利用しています。メインとなるスポーツ観戦以外に、どれだけ楽しめる要素がプラスされ、満足してもらえるかが、「スポーツホスピタリティ」の鍵になります。現在の日本スポーツ界で見てみると、特別感のある観戦の仕方という意味では、プロ野球のVIPルーム観戦や、飲食が自由な大相撲のマス席などが「スポーツホスピタリティ」に近いプログラムと言えるのではないでしょうか。

まだまだ日本では浸透していない「スポーツホスピタリティ」ですが、ラグビーワールドカップ2019日本大会で導入されることが決定しています。観戦チケットと食事を組み合わせたお手軽プランから、洗練されたコース料理やスイートルームの利用、著名ゲストのトークショーなどがセットになった特別プランまで、バラエティに富んだ5つのパッケージが用意されています。新しい観戦スタイルとして、この機会に体験してみてはいかがでしょうか。

参考:RUGBY WORLD CUP 2019 TM, JAPAN OFFICIAL HOSPITALITY

2019年以降、日本の“おもてなし文化”がますます急成長!?

先日、東京2020大会公式チケットの抽選申込み受付が2019年春に開始予定という発表もありましたが、スポーツ観戦の熱はますます高まっています。そうした中、「スポーツホスピタリティ」は、世界的なスポーツ大会が日本で開催される2019年以降、日本全体で広がっていくことが予想され、競技団体や旅行業界や飲食業界、ギフト業界などあらゆる企業がその動向に熱い視線を注いでいます。また、新たな成長分野として、今後、「スポーツホスピタリティ」に関するお仕事も増えていくでしょう。日本に根付く“おもてなし文化”と融合して、どのような魅力あるプログラムへと発展していくのか、みなさんもぜひ注目してみてくださいね!